ブログPosted 2021.02.22

2021.02.22

自律神経を整える食べ物

自律神経を整える食べ物

こんにちは
『内臓整体りりぃぶ』です

季節も冬から春になりつつありますね。皆様体調を崩されてはいませんか?
本日は季節の変わり目で乱れた自律神経を整える食べ物をご紹介いたします!

まずは脳の様々な機能を調整する成分を含む「トマト」

トマトといえば、リコピンを多く含む食材ということで知られていますが、実は自律神経を整えるためにも欠かせない働きをする成分を含みます。その成分は、「GABA(ギャバ)」と呼ばれるものです。
ギャバはアミノ酸の一種で、脳の様々な機能を調整する神経伝達物質として働きます。脳の血管や神経をリラックスさせて血流を促したり、脳細胞への酸素供給量を増やしたりする働きをします。

ギャバはもともと人間の脳や脊髄にも含まれています。ところが、40代頃から脳内のギャバの量は急激に減り始め、10代の頃に比べると含有量は半分以下になってしまうといわれています。

ギャバが不足すると、心身を緊張状態に導く交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れて自律神経失調症になるリスクも高まります。

そこで是非おすすめしたいのが、トマトです。中玉トマト1個の中には、1日に必要な分のギャバが含まれています。中玉トマト1個で1日分のギャバが補えるということですので、「1日1個のトマト」を是非習慣化してみてはいかがでしょうか。

次は幸せホルモン生成に必要な3つの栄養素をすべて含む「バナナ」

バナナをはじめ、豆腐や味噌などの大豆製品、チーズや牛乳などの乳製品、雑穀、肉、魚などの食材には、「トリプトファン」という物質が含まれています。このトリプトファンは、幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」を脳内で作り出すために欠かせない材料です。セロトニンは気持ちをリラックスさせる効果があり、自律神経のバランスを整えるうえで非常に大切な役割を果たします。

このセロトニンの生成に不可欠であるトリプトファンは体内で生成することができないため、食事から摂取しなければなりません。

またセロトニンの生成にはトリプトファンの他に、ビタミンB6と炭水化物も必要な材料とされます。これら3つの栄養素をすべて含み、効率良くセロトニンを生成できるのがバナナなのです。もちろんバナナのみでも良いですが、カルシウムの豊富な牛乳やヨーグルトと一緒にとるとさらに効果的です。
最後はストレス解消にかかせないビタミンCが豊富な「ブロッコリー」
ブロッコリーには非常に多くの栄養素が含まれていますが、中でも「ビタミンC」は特に豊富に含まれています。ビタミンCは水溶性のため茹でると減少してしまいますが、ブロッコリー100gあたりのビタミンC量はレモンの約3倍です。それほどブロッコリーはビタミンCを豊富に含む食材なのです。

ビタミンCは体内で生成できないため、体内にためておくことができません。そのため、毎日摂取しなければ不足してしまいます。

さらに、体にストレスがかかったときに分泌されるホルモンの原料としてビタミンCは使われます。ストレスが続くとビタミンCが大量に消費されてしまい、不足するとストレスが解消されずにため込まれてしまいます。ストレスをため込まないためにも、またストレスを多く感じる方こそ、ビタミンCを積極的に摂取すると良いでしょう。

ビタミンCを多く含む食材は他に、ほうれん草、キャベツ、パプリカ、いちご、キウイなどがあります。

普段の食事で取りやすいものが多いので、ぜひ、取り入れてみてくださいね

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